国際ロータリー第2630地区は三重県と岐阜県の77クラブと3,000人以上のメンバーで構成されています。
国際ロータリー第2630地区
2016-2017年度
ガバナー 剱田 廣喜
けん だ ひろ よし
『One profits most who attends most』
最も出席するもの 最も報いられる
©Rotary International
物事には全て原理原則があります。どのような場合にもあてはまる原理原則を学ぶことに より、あらゆるケースにおいて自分で判断できるようになるのです。時空に関係なく必ず成立するのが原理原則です。
ロータリーにも原理原則があります。この激動の時代だからこそ、原理原則を組織の核と して持つことで、組織を取り巻く様々な外的変化を、組織自身が自ら選択した主体的な変化とすることができると考えます。ロータリーの創始者ポール・ハリスの言葉を借りるまでも なく、組織は生き残っていくために変化への対応を常に迫られています。しかし、状況の変化に逐一振り回されるのではなく、ロータリーの本質を見据え、原理原則に基づいた判断をすることが今求められています。
それでは、ロータリーの原理原則とは何でしょうか? 私は、1923年の国際大会決議に よって原理原則を認識し、それを初めて明文化したセントルイス大会「決議23-34号」が、 ロータリーの原理原則であると考えます。
私は、入会以来今日までずっと、ロータリーとは何か?と考えてきました。ロータリーに は、いろんな側面があり、ロータリアンの考えもロータリーをどう捉えるかによって、100人100様です。私自身が、この「決議23-34号」を、ロータリーの原理原則と定義し、これを論理的な基盤としてこの命題を考えた時、ロータリーとは、「思いやりの心」「助け合いの心」で あると言う考えに至りました。
『奉仕の理念=「思いやりの心」「助け合いの心」』この心は、誰の心の中にもあります。ただ、私たちは、資本主義の厳しい自由競争の中にいるため、どうしても、本能的かつ利己的 になってしまいがちです。それらを抑え、人間本来が持つ「思いやりの心」「助け合いの心」で、私たちの身の周りを潤していくのがロータリーの考え方ではないでしょうか。
「思いやりの心」「助け合いの心」でクラブを潤していくのが『クラブ奉仕』、仕事に従事するのが『職業奉仕』、地域社会、国際社会を潤していくのが『社会奉仕・国際奉仕』、青少年に植 え付けていく事が『青少年奉仕』であると考えます。
私は、「奉仕の理念」「ロータリーの精神(心)」「奉仕の理想」「超我の奉仕」「利他の心」は、すべ てその同義語であると考えています。つまりは「他人への思いやりの心」であります。そんな 「思いやりの心」「助け合いの心」を作り、ロータリアンとしての人格を形成する唯一の場所が、例会場だと信じています。
ロータリー活動は、例会出席から始まり、親睦を深め奉仕の心を高め、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕、青少年奉仕の実践へとつながって行きます。そこで、大切なのは先ず例会出席です。
One profits most who attends most[最も出席するもの 最も報いられる]
これが私のロータリー信条です。
1.地区内クラブの少なくとも51%が会長賞を受賞する
1.地区財団活動資金(DDF)の少なくとも20%をポリオプラスに寄贈する。
1.年次基金への寄付を前年度よりも5%増やす。
1.地区全体の会員数を3%増やす。
1.会員の増強と維持
1.財団への寄付
1.オンラインツールの利用
1.人道的奉仕
1.新世代
1.公共イメージ